犯罪小説集 愛蔵版 (1)

  • KADOKAWA (2016年10月15日発売)
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本棚登録 : 73
感想 : 10

実際の犯罪をモチーフにした作品集。どれも読みながら引き込まれる内容。この手の吉田修一作品は大抵そうで、途中で止められなくなるものが多い。ずいぶん前に読んだ『怒り』はまさにそうだったと思う。
最後の一編、元プロ野球選手の話は途中から既視感があった。以前テレビで見た再現ドラマを覚えていたからかな。
読み切りが5作、全てちょうど良い長さ。犯人に取材したのか⁈と思うくらい現実味を帯びた内容で読み応えのある作品集。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年1月6日
読了日 : 2024年1月6日
本棚登録日 : 2023年12月24日

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