明治時代の難所越えの路線引きの苦労から、地下鉄や新幹線の最新技術を紹介。著者の鉄道マンとしての心意気が伝わってくる。
□難所越えの「丹那トンネル」ができるまで
国府津から沼津をつなぐルートとして御殿場ルートがある。しかし、急勾配が連続する難所のため補機と呼ばれる蒸気機関車を連結しなければいけなかった。そこで、代替えルートが検討された。
現在は、熱海〜函南を函南トンネルで結んでいるが、小田原〜三島ルートの20Kmのトンネル案や湯河原〜三島ルートも候補に上がっていた。
おばあちやんから「函南トンネルの工事は大変だったんだよ。」と、聞いたことがあったが、本書よりその大変さを文字として再確認することができた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2008年1月26日
- 読了日 : 2008年1月26日
- 本棚登録日 : 2008年1月26日
みんなの感想をみる