コンテンツの思想: マンガ・アニメ・ライトノベル

  • 青土社 (2007年3月1日発売)
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本棚登録 : 283
感想 : 18
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編者・東浩紀が関係した4つの対談・鼎談の編著であるため、読み物としての論理性に欠ける部分がややある。しかし、1人の著者が論理的に構築した専門書ではなく、対談・鼎談の編著であるからこそ、その内容は示唆に富んでおり、非常に読み応えがある一冊だった。
このような対談・鼎談の編著は、東×新城×桜坂の対談で東浩紀が述べているような、文脈を完全に共有せず、固有名詞を中心にコミュニケーションが展開されるために生じる発話の可能性を、まさに体現している編著であるように見受けられた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 哲学・思想
感想投稿日 : 2013年3月2日
読了日 : 2013年3月2日
本棚登録日 : 2013年2月19日

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