砕け散るところを見せてあげる (新潮文庫nex)

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本棚登録 : 1095
レビュー : 170
著者 :
ksk84さん レビュー有   読み終わった 

初めて読んだ竹宮ゆゆこの作品。
大好きな作家、伊坂幸太郎が帯を書いていたので手に取った。

初めて読んだ「ライトノベル」のジャンル。
軽快な掛け合いは面白い部分もあったのだが、どうしても一人一人の人間が軽いように感じてしまった。
主人公が「ヒーロー」になりたいという理由も良くわからず、イマイチ感情移入はできず。

また、「最後の一文でのどんでん返し」的な展開を期待したいたのだが、そこまでの驚きでも無かったという感じ。

良くある学生恋愛ものの小説で、ラストの展開は「イニシエーションラブ」の劣化版という印象。
わざわざ読まなくても良いと思う。

個人的に、ライトノベルは合わないのかもしれない…

<印象に残った言葉>
・ 今年度だけでも俺たちは、置かれた場所で咲いてみたり、嫌われる勇気を持ってみたり、魔法の片付けでときめいてみたり、瞑想、断食、もっと最新のわけわからないことまで、色々やらされた。(P11 俺)

・誰かを嫌ったり恐れたりすることぐらい、人間ならば当たり前にある。その対象がかぶることもあるだろう。でも、だからって、どうしてそれが総攻撃の合図になる。無関係を保つだけじゃすまない理由はなんだ。気にくわないものが世界に存在すること自体が許せないのか。いじめなんてする連中は、それほどまでに傲慢に世界のすべてを思い通りにしたいのか。(P40 清澄)

レビュー投稿日
2016年12月4日
読了日
2016年11月29日
本棚登録日
2016年11月29日
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