ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か

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本棚登録 : 6970
レビュー : 724
制作 : 三本木 亮 
せなさん  未設定  読み終わった 

様々な問題が発生している状況で、個々をそれぞれ解決しても、もぐらたたき的に次から次へと問題が湧き上がってくるだけだ。本当に実現したいこと、すなわち真のゴールを再定義することで全体を俯瞰して捉え、ゴールの妨げとなっている根本問題を探し、それに焦点を当てて解決していく。他の問題は根本問題との関連性に従って、根本問題に影響を与える部分を見直せば良い。
このように、物事の表層にとらわれず本質に切り込んでいくアプローチこそが、本書の説くTOC(制約条件の理論)の真髄である。本書のモチーフである工場の収益改善だけでなく、様々な問題解決に普遍的に使える理論である。
言われてみれば至極当然のように感じられるこのルールは、物語風に書かれた本書を読み進めるうちに、引きこまれ、洗脳され、主人公たちと一緒になって悩み、考え、問題解決をしようと現状を疑い、本質を求める自分がいることに気づかされる。読後は自分の問題に当てはめようと動き出すであろう。まさに名著である。

レビュー投稿日
2015年10月16日
読了日
2015年10月16日
本棚登録日
2015年10月16日
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