ナースの卯月に視えるもの (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2024年5月8日発売)
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看護師卯月咲笑は、死期が迫った患者の『思い残し』が見える。
『思い残し』を解決して、患者に寄り添いたいという優しさ溢れる話だけではなく、看護師の仕事の厳しさとやりがいも味わえる。
劇的な展開もなく、感情が揺さぶられることもないが、いい話だなあとしみじみ味わった。
続編が2冊あるようで、いずれ読んでみたいと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2025年6月4日
読了日 : 2025年6月4日
本棚登録日 : 2025年5月31日

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