トレードオフ―上質をとるか、手軽をとるか

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本棚登録 : 1346
レビュー : 182
ktakeuchiさん  未設定  読み終わった 

上質か手軽か、どちらかでなければならず、どちらでもない「不毛地帯」にいてはいけない。便利な概念だとは思うけど、第1章だけ読めばいい。
最初は切れ味が良いと思うが、テクノロジーの進歩やターゲットの選び方などでどんどん相対的になっていき、「あとづけでどうとでも取れるんじゃないのか?」と思ってくる。
とくに、インサイトといえばいいのか、消費者がなぜその商品を選んだのかにかんする洞察が薄っぺらい。iPhoneは空港のチケット受取り行列でできるやつと思わせるから、電気スーパーカーは無音でハリウッドのパーティーを後にすれば格好いいから。むろんおどけてそれを言っているのだろうけど、それじたいが、なんかオヤジギャグのようなセンスの悪さを感じる。
あと、本について「上質」を目指さなければならないと最後に多少ロマンチックに力説しておきながら、本の表紙で著者名よりも、「ビジョナリー・カンパニー」の著者のジム・コリンズ(が絶賛し序文を書いていること)のほうが大きく出ているのは、いただけないね。

レビュー投稿日
2011年6月16日
読了日
2011年6月16日
本棚登録日
2011年6月16日
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