どこにでもある町、のどこにでもいる人、のどこにでもある人生。
プロットに"特徴がない"ことは、一人一人の築いている人生が投影されやすい証。
そして、その簡素さゆえに、脳裏からはがれ落ちることはない物語。
人生のかけがえのなさは、自らの死を通してしか分からない。
生命が抱える最大の矛盾。
誰にとっても心の中に留めておきたい、
パートナーのような存在感がある一編です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
アメリカ戯曲
- 感想投稿日 : 2012年5月7日
- 読了日 : 2012年5月7日
- 本棚登録日 : 2012年5月7日
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