ゼロからはじめる心理学・入門 -- 人の心を知る科学 (有斐閣ストゥディア)
- 有斐閣 (2015年9月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784641150225
作品紹介・あらすじ
誰もがもつ素朴な疑問から心理学の幅広く奥深い世界へ招待します!-板書に見立てたWHITEBOARDや理解確認のPOINTツール、イメージしやすい図表・イラスト等、親しみやすい工夫が満載。読んで・見て・考える楽しみを実感できる新しい入門テキストです。
感想・レビュー・書評
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心理学とはどういう学問なのか、全くの素人でもつっかえることなく読み進められる入門書。
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もっと知りたい
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本当に心理学入門の教科書といった感じ。参考文献に洋書が多いのが初学者にはちょっとつらい。
追記
この本によれば心理学において一番大切なのは方法論らしい。形もなく重さもない「心」を測るために実験可能な環境を想定する方法こそが心理学の肝であり、実験方法がしっかりと目的にかなっていて反証可能性があるからこそ曖昧な心を測れるのだという。 -
支援の現場でのABAから入った身としては
葉っぱの寄せ集めのような知識だったのが、
一本の木を見れたような感覚だった。
難易度としてはちょうどよく、
浅く広く心理学の全体像を学ぶことができ
要所で筆者の信念を感じた。 -
下記URLより閲覧できます※学内限定。ただし学認を利用すれば学外も可
https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000027204 -
同じシリーズの「はじめてのジェンダー論」が分かりやすいし、と言って、表層的でもなく、いい感じだったので、「心理学」についても復習をかねて読んでみる。
というつもりだったのだが、内容的には、とても「科学的」な「心理学」なんですね。行動主義、認知科学、脳科学、エヴィデンスなどなど。「ナラティヴ・アプローチ」に興味をもっている私としては、真逆な方法論だな〜。多分、フロイトやユングなどの流れで分析やっている人も人間性重視、クライアント中心でやっている人も、この内容をもって、「心理学」と言ってしまうことへの抵抗はあるだろうな。
まあ、その辺の不満を一旦脇に置いて、読んでみると、自分がこれまであんまり勉強していない「心理学」なので、素直に「ゼロから学ぶ」ことが多く、面白かったかな?
「科学的」な「心理学」へのアプローチについて俯瞰するには、とても便利だと思う。 -
7 脳と視覚世界との関わり[河西哲子先生] 1
【ブックガイドのコメント】
「そもそも心理学って何でしょうか。心を調べることの面白さ、奥深さが分かる一冊。」
(『ともに生きるための教育学へのレッスン40』67ページ)
【北大ではここにあります(北海道大学蔵書目録へのリンク先)】
https://opac.lib.hokudai.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2001700539
【北大では電子ブックが利用できます(学外からはリモートアクセスサービスをご利用ください)】
https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000027204 -
心理学の諸分野である、計量・知覚・学習・進化・神経・個人差・認知・発達・感情・社会心理学について、加えてストレスや発達障害と援助方法について書かれている。初心者向けながら若干踏み込んだ内容にも触れられているが、図やまとめのイラストも、文章そのものも非常に分かりやすい。心理学が幅広い問題を扱う学際的な学問であることや、様々な問題を科学的に解明できることがよくわかり、興味がつきない。
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2016年4月に実施した学生選書企画で学生の皆さんによって選ばれ購入した本です。
通常の配架場所: 開架図書(3階)
請求記号: 140//Ka48
【選書理由・おすすめコメント】
授業では取れなかった心理学を少しでも本で学べるといいなと思ったから。
(薬学科)