夜市

著者 :
  • 角川書店 (2005年10月26日発売)
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本棚登録 : 2625
感想 : 565
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日常と非日常の狭間の話。
日本ホラー小説大賞受賞作という文句に惹かれ購入。

表題作よりも、『風の古道』の方が作品的には好きだなぁ。なんだか千と千尋の神隠しみたいな印象で、タイトルといい作品に流れる雰囲気といいホラーというよりも謎・不思議といった感じ。
夏と秋の間のこの季節に読む物語としては最適だったなぁと思った。
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妖怪たちが様々な品物を売る不思議な市場「夜市」。ここでは望むものがなんでも手に入る。小学生の時に夜市に迷い込んだ裕司は、自分の弟と引き換えに「野球の才能」を買った。野球部のヒーローとして成長した裕司だったが、弟を売ったことに罪悪感を抱き続けてきた。そして今夜、弟を買い戻す為、裕司は再び夜市を訪れた――。奇跡的な美しさに充ちた感動のエンディング!魂を揺さぶる、日本ホラー小説大賞受賞作。
(紹介文参照)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他
感想投稿日 : 2011年9月19日
読了日 : 2011年9月19日
本棚登録日 : 2011年9月19日

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