思い立って、乙女向けのキラッキラしたものを読んでみたくなり、購入。
なんとなく、乙女向けのものは本屋にあることは知っていたけど、特にその棚を吟味することもなかったので。
最近は、本屋に行っても、どれを読んで良いのか分からなくて迷ってしまうことが増えまして。
自分の趣味嗜好とかが変に固定化されてしまって、あまり面白い発想とかに飛びつけなくなってるのかな、食わず嫌いは良くないよな、でもあたりに出会うことはまれだよな、とかいろいろとグルグル一時間以上考えた末に、何も買わないこともある。
というわけで、ラノベとかにもいくつか手を出したりしているわけですが、これ!というのになかなか出会えないのもまた現実というわけではあるのです。
そこで、今まで買ったことがないようなレベルのものを読んでみよう、と思い、乙女な棚の前で悩むこと幾日……なんとなく、これなら、と思えるような本を手に取りました。
それが本書。
ではさて、どれほどのめくるめく乙女な世界が広がっているのかと……思ったら。
やー、普通に面白かったです。(^^ゞ
特に乙女向けだからどうこうと言うことはなく、一般的なラノベでした。
うん、なぜか女性キャラがほぼ出てこないと言うだけで。
別にホモホモしくもないし。(それを期待したわけじゃあないが)
構成に若干改善の余地はあるかと思いますが、キャラの配置も悪くないし、文章力も良いし、本当に、変な意味じゃなく、普通に面白かったです。
その分、特筆すべき点もないわけですが、マイナス要素がこれだけないというだけで、充分なのかもしれません。
そしてどうやら物語としては、2巻以降が本番のようですね。
機会がありましたらば。
- 感想投稿日 : 2013年7月6日
- 読了日 : 2013年7月6日
- 本棚登録日 : 2013年7月6日
みんなの感想をみる