安定の21巻。
・『冬木さんの一日』
『C.M.B.』は、『Q.E.D.』と違って、必ずしも刑事犯罪系を扱わないので、あまり人死にもなく、ほのぼのと読めます。
その特徴的な作品の一つでしょう、これは。
ちょっとした不思議を楽しむ心は、人生を豊かにするよね。
・『湖底』
といったそばから犯罪系のお話で、人が死んでますが。
真相の瞬間のページ、一瞬、「楽しそう」と思ってしまった。
・『エルフの扉』
これこれこれこれ、かっこいいなあ、エルフの扉。
こういうファンタジーが、日本にも残ってるところはあるんだろうけど、ちょっとさすがに夢がなくなりかけてるよね、日本。
DSとかPSP、iPhoneやらAndroidの画面の中には、ファンタジーはないよ。
・『バレッタの燭台』
七瀬さんの世界最強っぷりが……ずっと鍛錬していた騎士相手に……。
5カ国の思惑と歴史問題が絡む国際紛争を、いともたやすく解決する森羅。
こういう権限を持つ人、いたらいいだろうなあ、と、昨今の日本を取り巻く状況を見て……いや、いいんだ……。
・次巻予告
「”唯一解”はなぜ存在するのか――?」
これ、めちゃくちゃ面白そう!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリコミック
- 感想投稿日 : 2012年10月20日
- 読了日 : 2012年10月20日
- 本棚登録日 : 2012年10月20日
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