これはなかなか、嫌いじゃないぞ。適当に言うなら夢野久作とか?
まぁイチイチ出てくる、痒いところを掻いた、ガリガリ、みたいなのが好きかどうか。もはやテクノビートのように繰り返されるリズムに脳がとろけるようだ、、というかざっくり読み飛ばすんだけどまぁそういう雰囲気作りも鬱陶しいようで悪くない。
ともかく大正時代風な混沌も良いけど、この終戦直後の東京のグチャグチャは色々訳あって日本人が描くのは大変だろうから、そういう意味でもなにげに新鮮だし、ラストも良いよ!狙い過ぎかもだけど、いやあえて狙われてみるのもまたをかし、だよ!
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
どきどき系
- 感想投稿日 : 2023年1月27日
- 読了日 : 2023年1月27日
- 本棚登録日 : 2023年1月27日
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