蜘蛛の糸

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本棚登録 : 515
レビュー : 49
著者 :
kumapoooooさん  未設定  読み終わった 


めっさ有名なこの話だけど、実際に原文は読んだことがあるようなないような。
とは言えちゃんと読んでみると、この話のポイントは以下の2点に集約されるのではなかろうか。
1.ヤクザのゴミ拾い理論
カンダタは基本的には極悪人であるにも関わらず、一度蜘蛛を助けただけで地獄から天国に抜け出すチャンスをゲットできるわけである。
これくらいで良いなら、俺なんて今までに虫を1000匹くらいは助けてきたよ、と言い出す輩が出てこないとも限らないが、多分そういうやつらに対しては
浅ましい心がどうとか言ってダメに違いない。いやそうだきっと。
てか虫を助けてなくても、普段は良い人っぽいのに、ある日ちょっと嫌なことをされただけで、あの人って腹の中では何考えてるか分からないとか言われて、ホント女子って面倒よね、嫌だわ。
お釈迦さまって小指立ててるし、女子っていうかゲイっぽいから、きっと女子力高くて面倒くさいよ、分かる分かる。
2.インスタ映え
この何キロあるんだか分からん位の高さをロープで登ろうっていうんだから、途中で何度も休憩する必要があるに違いない。
そういう場合、インスタで絶壁で途中でテントはってくつろいじゃってる私ってスゴイ、というのをカンダタが見てたら、きっと蜘蛛の糸を体に巻いていって、途中で休んでも落ちない、みたいなことを考えていたのではないか。
そして写真を撮ってインスタに上げて地獄なうとか呟いたんではないか。
カンダタもまたインターネット時代に翻弄された一匹の迷える子羊だったということか。

レビュー投稿日
2019年12月9日
読了日
2019年12月9日
本棚登録日
2019年12月9日
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