え、ちょっとそこで終わるんかいという投げっぱなし感のある小説が昔のには多いと思うけど、何でなんかな。想像力を働かせたまえよ、ということか、作者の問題?
まぁじゃあ後でどうなっていうのを妄想するならば、高利貸しのおっさんが逃げたお玉さんを冷徹に追い詰めるそんなターミネーター的な展開も悪くないけど、だいたい主人公の上から目線でいやぁ岡田には悪いことしちゃったけど今となっては良い思い出よ、みたいなスタンスがちょっとイラッとさせるよねきっと性格悪いわ、いやこれは鴎外自身かほんとインテリはしょーがねーな、みたいな妄想のほうが楽しげ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
むかし系
- 感想投稿日 : 2022年1月17日
- 読了日 : 2022年1月17日
- 本棚登録日 : 2022年1月17日
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