平成金融史-バブル崩壊からアベノミクスまで (中公新書)

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本棚登録 : 194
レビュー : 21
著者 :
kumasankさん  未設定  読み終わった 

「平成金融史」だけど「平成金融破綻史」の方がふさわしいかもしれない。本書に書かれた時代、既に働き始めていて、その頃のことを思い出しました。思えば平成の金融、特に金融行政は、初めて市場というものとの対峙を余儀なくされたのでしょう。本書の中でも有名な大蔵省証券局長が、別館で合宿して証券会社の破綻スキームを練って上機嫌で記者会見までやったものの、コール市場が干上がっちゃってあらら、という話なんかは象徴的でしょう。その中で、比較的市場を学んでいた日銀が、アベノミクスに絡みとられ、市場の機能を削いでいく姿はなんとも哀れで泣ける(特に白川総裁の辞任)。

レビュー投稿日
2019年9月20日
読了日
2019年9月20日
本棚登録日
2019年4月5日
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