「ハラ・ハラ社員」が会社を潰す (講談社+α新書)

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  • 講談社 (2016年6月21日発売)
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感想 : 4
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思った以上に面白かったな。
実際、ハラスメントをする奴らが会社を潰すんだという内容かと軽く思っていたら逆で、なんでもハラスメントだとほざく奴らが会社を潰すって内容。
おっしゃる通り。
ハラスメントという言葉が市民権を得たもんだから、アホどもが根拠も努力も向上心もなく、ハラだと叫ぶ。
叫ばれた方はアホらしいと思いながらも一定の時間とコストをかけて対応しないといけない社会になってしまった。

権利には義務がちゃんとあるんだ、ガキには社会を構成する資格はないってことをちゃんとやんないと、本当に、成熟した市民を前提とした民主主義は成り立たないぞ。

ちょっとあれだが、不正自給してる生活保護野郎をディスるブルゾンが非難されてるが、判ってんのかという気もするぞ。
不正というところに、全く日が当たってないし、そんな奴らを相手するコスト、本来受けるべき人たちがディスられてることが判ってんのかよとちょっと飛躍するが、思う。

バカにバカだって言える社会が健全だと思うんだけどねえ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2017年1月19日
読了日 : 2017年1月19日
本棚登録日 : 2017年1月5日

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