強がって大丈夫なフリして娘を送り出すお父さんがいじらしい。
お嫁には行きたくない。お願いだから、お父さんといっしょにいたい。…と言う娘。公開当時の娘を持つお父さんの心を鷲づかみ?
正直、今の感覚としては理解しづらい。
だったら入り婿をもらえばいいじゃん? と言ってみたくなる
大きな瞳の原節子の眼ヂカラは本当にすごいと思う。
キャラ設定としては気立てのいい優しい心のおっとりしたお嬢さんなのだと思う。だけれど、あの瞳がひとにらみするだけで、なんだか内に魔女的な何かを秘めてるような気がする。
何を考えているかわからないと思う。
小津安二郎作品はカメラの構図がすごく面白い
清水の舞台を、手前側から撮る作品をはじめてみた。ふつうは京都市街が見えるように奥側から撮ることが多いと思う。
また柱の間から人物を撮ったりと面白い。
これらが新鮮で面白いと感じるのは、現代の映画などの映像作品の手法が確立されていて、その教科書を大きく外れる映画がないからだろうと思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年6月14日
- 読了日 : 2011年6月14日
- 本棚登録日 : 2011年6月14日
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