”文学少女”と飢え渇く幽霊 (ファミ通文庫)

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本棚登録 : 2512
レビュー : 231
著者 :
制作 : 竹岡 美穂 
蔵海さん 一般小説   読み終わった 

ライトノベルの割には非常に暗かったけど面白かった!
最後の最後まで結局あの子は母親の子供でしかなかったのがちょっと切ない。とはいっても結局は実の親子なんだから、あれ以外に落ち着くところはなかったんだろうけど。
あのご飯を与えないシーンとか、一つの拷問の形として凄く怖いと思う。あの人からしかご飯は貰えない、って空腹と恐怖から植え付ける一種の刷り込みだし、ずっと想っていた相手からそうされて絶望を感じているところに母親からのメッセージとか本当にあの子が報われなさすぎる。
物語では生き残ったあの人に救いがあれば、みたいな書き方をしていたけど、あの人には救いを与えて欲しくない。多分結局はそうなるだろうけど、一生苦しんでくれればいいと思う。

レビュー投稿日
2010年12月31日
読了日
2010年12月31日
本棚登録日
2010年12月31日
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