スポーツ人類学: グローバリゼーションと身体

  • 共和国 (2020年9月20日発売)
5.00
  • (2)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 24
感想 : 3
5


人類にとってスポーツとは何か。(近代)スポーツを軸に、政治や科学や経済、ジェンダー、民俗学などいくつかの学問分野の理論の蓄積と概念が詰まっている。
オリンピックやサッカー、ラグビーのワールドカップやクラブ経営が経済的な上位階層の社交場として機能し、確かに贈与経済。非西洋途上国の若者を親戚たちがヨーロッパで選手となる成功の期待をかけて送り出し、結果、下位リーグで稼げない場合は他の仕事をして仕送りしたり。Xスポーツの巨大資本に対するジレンマとか。
「スポーツマネジメント」も、同じメガイベントの「芸術祭」=アートマネジメントも、本書に書かれている視点抜きで、無邪気に「スポーツもアートも人々の助けになる」とは見れなくなってしまった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 社会・科学・思想
感想投稿日 : 2020年12月21日
読了日 : 2020年12月19日
本棚登録日 : 2020年11月8日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする