記者たちは海に向かった 津波と放射能と福島民友新聞 (ノンフィクション単行本)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店 (2014年3月7日発売)
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本棚登録 : 265
感想 : 37
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門田隆将のノンフィクション作品は、どの作品も取材力が凄く、話に引き込まれる内容ですが、この作品も、東日本大震災で、津波と原発事故で存亡の危機に陥った福島民友新聞と、その記者たちの記者魂と壮絶すぎる体験談に心揺さぶられました。
この震災の津波で亡くなった福島民友新聞記者の話も心打たれましたし、生と死が紙一重の状況で現場取材にあたった記者たちの使命感には頭が下がります。
改めて東日本大震災で亡くなられた方々へのご冥福と、1日も早く避難生活を強いられている方々が元の生活に戻れることを祈りつつ、何か自分にもできることはないか?と考えたくなるのでした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2015年3月26日
読了日 : 2015年3月25日
本棚登録日 : 2015年3月26日

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