黒木亮のショート。自身の経験をエッセイ的に綴ったもので、国際情勢や、シローンや航空機ファイナンスなど、この人は本当に最先端で戦っていたんだなと言うことがわかる。リーマンショック前の、混沌とした中東やアフリカのファイナンス案件なんて、普通は手を出さないものだけど、そこで勝負していた日本人がいたんだなと思うと勇気が出る。マレーシアからサウジ、パキスタン、モロッコ、そしてドバイ。ムスリムマーケットを駆け巡る。そんな非日常を旅するとき、このエッセイをふと思い出すような気がする。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2017年9月17日
- 読了日 : 2017年9月17日
- 本棚登録日 : 2017年9月17日
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