夫婦。だけど、他人だ。そんな感覚でいること、透明な、淡々と過ぎていく日常。旦那は、それが、孤高の生き方でもあり、自然に何も考えていないようで感じている。妻は、それが最良の関係であることを知りつつ、子供を産むとか、女性にしか来ない生理現象に、心が痛く、涙が出る。でも、日常は、やっぱり淡々と、でも自然と寄り添う。夫婦の形はそれぞれだし、どこかでこの人だと決めているけれど、何かがあったからではなくて、何かがないからこそ一緒にいるのかも。他人事のように感じる夫婦関係、でもいいんじゃないかなと思える不思議。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ライフスタイル
- 感想投稿日 : 2019年11月5日
- 読了日 : 2019年11月5日
- 本棚登録日 : 2019年11月5日
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