衛宮さんちの今日のごはん (4) (角川コミックス・エース)

  • KADOKAWA (2019年7月25日発売)
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本棚登録 : 583
感想 : 6
5

ほっこりさせてくれる食漫画
料理を食べた時のリアクションや、レシピの斬新なアイディアではなく、心を癒してくれるストーリーを重視して、食漫画を読みたい人には、この『衛宮さんちの今日のごはん』か、『ごほうびごはん』を、私はお勧めする
ぶっちゃけた話、『Fate』そのものに詳しくなくても、しっかり楽しめる
ちょっとした知識しかない私だって、感想を書けるんだから、きっと問題ない
まぁ、しっかり勉強した方が楽しめるのかな、とは思ったが、この(4)では
裏表紙と番外編に出てきた、セイバーに似てるけど、セイバーじゃない美女が、私は誰か分からず、ちょっと混乱した
どうやら、彼女は、セイバーオルタと言うらしい・・・合ってるんだろうか
とりあえず、異なる世界にいるセイバーで、彼女もまた、シロウの愛情あふれるご飯の虜になった、その認識で大丈夫なんだろう、きっと
一度きりの番外編で、今後は登場しないってのも惜しいので、また、シロウが作ってくれたジャンクフードを食べ、セイバーとは違う微笑みを見せて欲しいトコ
どの話も、『Fate』に対するリスペクトは色濃く示しつつ、TAa先生は自分の味を出しているので、美味しくいただける
その中で、私がグッと来たのは、やっぱり、一推しのキャラかつ兄貴ことランサーが、シロウをピンチから救っている、第30話「具材たっぷり豚汁」だ
ランサーがカッコ良い事も大きいが、シロウの持参した豚汁が、これまた美味しそうなんだ。冬の山で食べる料理の中で、一番のごちそう、と言っても過言じゃないのでは
一ファンとしちゃ、(5)でも、ランサーが出る回は収録してもらいたい
これまでのように、シロウの作った料理に舌鼓を打つものでも嬉しいのだけど、ランサーが料理に挑戦する話も読んでみたいってのも本音
この台詞を引用に選んだのは、分かるなぁ、と思ったので
苦労って言い方は、ちょっと違うかも知れませんけど、自分の体を動かして、手に入れた食材で作ったモノってのは、味の深みが確実に違うような気がします
ちなみに、私は、サツマイモを使った料理の中では、大学芋が最も大好きです
「・・・で?」
「何?」
「どう? 自分で収穫した、お芋のお味は?」
「なんだか・・・いつもより美味しく感じるわ。どうしてかしらね」(by大河ねぇ、イリヤちゃん)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コミック(角川書店)
感想投稿日 : 2019年12月8日
読了日 : 2019年7月26日
本棚登録日 : 2019年7月25日

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