待望の三巻目
前巻以上に面白い、ってのは少年漫画にとって大事な事なので、わざわざ言う必要もないんだろうが、それでも言いたくなる迫力ある内容
じっくりと読み返してみて、「何故、面白いのか?」と考えてみた
あくまで、私が出した答えだが、画にあると思う
弛緩と緊張の使い分け、ここが『ワンパンマン』の面白さの秘密ではないか?
弛緩ってのは、例えば、16pの2コマ目や148pの4コマ目。要するに、ギャグ色が強いタッチ
逆に、緊張ってのは55~57pがこの巻では一番に判り易い例で、バトルシーンなどに見られる
弛緩があるからこそ、緊張が活きているのではいか、と推察した
日常的なコメディ色が割と強いので、純粋なバトル漫画と言えないからこそ、少年漫画の正道を進める漫画と言い切りたい
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
コミック(集英社)
- 感想投稿日 : 2013年5月10日
- 読了日 : 2013年5月10日
- 本棚登録日 : 2013年4月4日
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