ギャル男vs宇宙人 (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館 (2013年10月30日発売)
3.14
  • (1)
  • (1)
  • (3)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 30
感想 : 2
5

帯の綾小路翔さんの推薦文、納得
読まなきゃ面白さが判らない、ってのは当たり前だが、この作品に関しちゃ、「確かに読めばわかるな」と肯いてしまう
しかし、こりゃ、問題作と言われるし、物議も醸すだろうな
濃厚な画、好きか嫌いかで言えば、嫌いじゃないが、得意とも言い切れない。しかし、この混沌が極まるストーリーには、これ以上ないほど、マッチしていた
勢い任せで笑わせに来る一方で、時たま、真剣な空気で重く真面目な発言をかまし、読み手に問いかけてくる、「お前は今、自分として生きているか?」と
表紙や裏表紙のあらすじで、地球侵略を仕掛けてきた、チート過ぎる宇宙人に唯一、大ダメージを与えられる細胞を、ごくごく普通のギャル男だけが有していて、そんな彼らが軽いノリで戦って、地球を救っちゃうみたいな内容を予想していただけに、頭蓋を揺さぶった衝撃は凄まじかった
ギャル男と宇宙人との決着の付き方も、予想の斜めを行く一方で、吉沢先生らしいオチの付け方だった、と思う
つまるとこ、私がまだ、この作品を読んでない人に言えるのは一つだ
いいから読め。読めばわかるさ

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コミック(小学館)
感想投稿日 : 2014年1月14日
読了日 : 2014年1月14日
本棚登録日 : 2014年1月14日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする