虚栄の市〈一〉 (岩波文庫)

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レビュー : 10
マヤさん 海外文学   読み終わった 

渡る世間は鬼ばかり?!騙し合いすかし合い、成り上がったもん勝ちの虚栄の市。転んでもタダじゃ起きない少女レベッカ、序盤で「あばよ、クソババア」と言わんばかりに馬車から辞典を投げ捨てる姿が痛快で笑った。抜け目ないというか強かというか、まあ両方だろうな。早くも将来ゴウツク婆あになりそうな片鱗を見せている。
男どもも打算と欲望にまみれ、永遠の愛を誓った舌の根も乾かぬうちに火遊びに走りそうなやつばかり。やれやれどうなることやら。
アミーリアのようなおとなしいお人形のようなお嬢さんは泣かされる運命にあるようだ。可哀想だとは思うが、鬼ばかりの世間を渡って行くには強くならないとね。美徳だけでは行きていけない世界…ああ世知辛い世の中よ。

レビュー投稿日
2017年10月12日
読了日
2017年10月12日
本棚登録日
2017年10月11日
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