兵士シュヴェイクの冒険 2 (岩波文庫 赤 773-2)

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本棚登録 : 45
レビュー : 3
著者 :
制作 : 栗栖 継 
マヤさん 海外文学   読み終わった 

シュヴェイクのやることがトンチンカンなのは前提としても、上官や兵士たちもどこか抜けていてまともなやり取りはほとんどない。連絡事項のやりとりなどまさにカオスで、いろんな意味でヤバくない?この軍隊、と心配になってしまう。が、本人たちはヤバさに気がついていない模様なのがまた笑える。どうやら尊敬を集めている上官は与太話の中も含めあまりいないようだ。果たしてこれは命を賭けるに値する戦なのか?その答えは、やる気のなさそうな兵士たちの様子に表れている。
民族間の関係を理解していれば、さらに面白く読めるんだろうな。ハンガリー人を目の敵にしている工兵がまた強烈なキャラで、彼がハンガリー人をクソミソにけなすのが妙に印象深い。こういう民族感情って日本人にはちょっとわかりづらい。

レビュー投稿日
2017年11月15日
読了日
2017年11月15日
本棚登録日
2017年11月13日
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