息抜きに笑える本が読みたくなり、手に取った。
落語は「まんじゅうこわい」くらいしか知らなかったので、テンポの良い会話やオチの付け方が新鮮に感じられ、楽しめた。
くだらないといえばくだらないし、下品な話も多いけど、当時の大衆の生活が生き生きと描かれていて、勉強にもなる。
上下巻ぶっ続けで読んだので、途中から少し飽きてしまったけど…。
言葉や文化の変化から、註がないと落ちの意味が分からない話もいくつかあった。
咄家さんのを生で聞いたらまた違ったおもしろさを感じられるのだろうけど、頭の回転がトロくて早口でしゃべられると置いていかれる可能性がある私にとっては、自分のペースで味わえる「読む落語」は向いているような気がした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年6月22日
- 読了日 : 2013年6月10日
- 本棚登録日 : 2013年6月9日
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