忘れられた巨人

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本棚登録 : 1448
レビュー : 188
制作 : Kazuo Ishiguro  土屋 政雄 
マヤさん 海外文学   読み終わった 

何か月もかかってようやく読了。
登場人物たちのかみ合わない会話を読んでいると、自分の頭の中にも霧がかかってくるようで、終始不思議な世界観に包まれていた。
個人レベルの辛い思い出から人類レベルの歴史まで、忘れた方が「幸せ」に暮らせるということはあるのかもしれないけど、何かを忘れて得る「幸せ」ってなんだかすごくぼんやりしたもので、そういう「幸せ」は欲しくないな、と思った。
後ろを振り返ってばかりでは仕方がないけど、過去と向き合うことは未来のために大切だよな、と。
だから、この物語の中のアーサー王側(ガウェイン)の考え方には納得がいかなかった。
老夫婦のその後が、気になる。
私は、奥さんは船で先に島(あの世)へ渡るが、旦那は霧の晴れた後の世界をもう少し生きるのだと思う。
みなさんはどう読みましたか。

レビュー投稿日
2016年3月12日
読了日
2016年3月12日
本棚登録日
2015年7月18日
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