Another

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本棚登録 : 3595
レビュー : 709
著者 :
kuroshiba0508さん  未設定  読み終わった 

今から二十六年前、ある学校の3年3組の生徒が亡くなった。
ミサキという人気者の彼(彼女)の死を受け止められず、クラスメイトたちは、全員で「ミサキは生きている」ふりをした。教師も全面的に協力して。
そして、彼らは卒業の日を迎える。
後日、卒業式の後に撮った記念写真には、いるはずのないミサキが写っていた…。

ある学校の7不思議の一つ。
でも、これにはまだ続きがある。
3年3組になり、その年、机が一つ足りなくなっていたら、そこには、死者が紛れ込んでいて、その年はクラスに災厄が降りかかる。そして、その災厄は2親等までの家族にまで及ぶという。


父親がフィールドワークで海外に行ってしまうことと、病気療養のため、一時、母方の祖父母の家に身を寄せることになった恒一が通うことになった学校には、こんな怖い話があった。
そして、彼は3年3組に配属される。
病院で出会い、みんなから無視されている不思議な女の子、鳴。
彼女はいるのか、いないのか?
死者は誰なのか?


久しぶりのホラー。とても厚い本だけど一気にサラサラ読める。

具体的な事をいっさい言わずに、ただクラスの決め事は守れと言ってくる彼らにイライラしてしまったり、あれだけ死んでるのに悲壮感とか恐怖とか感じないなぁ…なんて感じつつ、面白く読んだ。

元3年3組の一員だった彼のアドバイスは、一瞬、バトルロワイアルみたいになってしまうのかと心配したけど、そうならなくてよかった。
このアドバイス、残すのは怖すぎる。

ともあれ、今年の災厄は終わったけれど、来年からはどうなるのだろう…。

レビュー投稿日
2017年6月30日
読了日
2017年6月30日
本棚登録日
2017年6月30日
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