四十九日のレシピ

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本棚登録 : 2515
レビュー : 553
著者 :
kuroshiba0508さん  未設定  読み終わった 

妻の作ったお弁当をいらないと突き返したのが最後になってしまった男。
夫の愛人に子供ができてしまった娘。

母の乙美が亡くなり、久しぶりにそろった父子は、母の願いを知る。

自分が亡くなったら、葬儀も四十九日も読経も焼香もいらない。
ここに書かれているレシピの料理で宴会をしてほしい。

かくして、母が生前に頼んでいた助っ人のイモちゃんやハルミとタートル(笑)と共に四十九日の準備をすることになった父娘。
乙美さんの残した暮らしのレシピは、料理、お掃除、洗濯、美容と多岐にわたっていて、可愛らしいストーリー仕立てのイラストがあって、私も読んでみたくてたまらなくなりました。
本当にあったらいいのに…。

ロマンチストでお料理上手で明るくて優しすぎて…。
こんなにたくさんのものを残すことができる乙美さんがうらやましい。
肉まんにコロッケサンド、美味しいものを食べるたびに、キレイに磨かれた家を見るたびに、家族は少し寂しそうに笑いながら乙美を思い出すんだろうな、なんて思う。


それにしても、亜由美さんはかなりの地雷でしたね…。怖いくらい。
でも、だからこそ救われたところもあったのかな…と少し思ってしまった。
私なら、あの女を一瞬でも愛した男なんてこっちから願い下げだ!と思ってしまうけれど…。
あんな義姉と義妹に挟まれているからこんな男になってしまったのかな…なんて。

総じて、いいお話なんだけど、オチがあまりにも…な点と、亜由美さん、義理姉妹、伯母があんまりにも腹立たしくて、そっちの余韻の方が強く残ってしまったのが残念。

レビュー投稿日
2013年3月16日
読了日
2013年3月16日
本棚登録日
2013年3月16日
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