久々に泣いた本です。特に吉村貫一郎の死を大野次郎右衛門と佐助が発見したシーンは切なくて切なくて仕方なかった。大野次郎右衛門の本音と立場の葛藤が辛かったです。他にも印象に残るシーンが多々あります…。彼にとっての『義』は妻と子にある。妻と子の為なら別離も脱藩も守銭奴と言われようと頑張る彼の姿は本当にすばらしいです…。理想の旦那さん像かもしれないなぁ…。今の世の中でそんな人いなさそうだが(笑)他にももっと私の中に伝えたい事があるのですが、言葉にする事ができません。それが歯がゆいです。ひとつだけはっきり言えることは間違いなく、おすすめに値する小説であるということ!!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史小説
- 感想投稿日 : 2014年1月26日
- 読了日 : 2014年1月26日
- 本棚登録日 : 2014年1月26日
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