目がテンになった一冊。
うわ…終盤、一瞬、時が止まった。目がテンになった。まんまと術中にはまっていたとは。こういう、してやられた感、好き。
随所での、ぽぽぽぽ〜ん!にひぃっ!と一緒に怯え、生き霊、犬神信仰、蠱毒だの、〇〇効果だの…数々のフシギ蘊蓄も興味深く、時々笑いもあって何も考えずぐいぐい読まされてしまうほど。
だからこそ味わえたんだろうな、目がテンになるこの瞬間を。
真梨作品にしては読みやすいのも良かった。それにしてもたしかに抜けた髪の毛、水回りの髪の毛ほど気持ち悪いものはない。
ジンモウ、無理。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年3月8日
- 読了日 : 2021年3月8日
- 本棚登録日 : 2021年3月8日
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