二千七百の夏と冬 (上) (双葉文庫)

  • 双葉社 (2017年6月15日発売)
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感想 : 53
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古代縄文時代へ…の一冊。

2011年、ダム工事の現場で発見された縄文人と弥生人の二体の人骨。この二人はどんな時を過ごしていたのか…壮大な時を巻き戻すかのように描かれていく物語。

縄文、弥生時代=土偶、土器ぐらいしか思い浮かばない自分には新鮮な世界への入り口。

何を思い、どんな時を刻んでいたのか、縄文人の少年ウルクの成長と共にその時代を暮らしを追うのが楽しい。

ミミナガ、クムゥ、ヌー…言葉を解読するのもまた楽しい。

神を崇め奉る時代をまざまざと感じ、新しい地へと足を踏み出したウルクと共に下巻へ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年4月16日
読了日 : 2023年4月16日
本棚登録日 : 2023年4月16日

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