おいしくて泣くとき

  • 角川春樹事務所 (2020年6月3日発売)
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本棚登録 : 2019
感想 : 242
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温かさと涙に包まれた、一冊。

こども食堂をベースに描かれていく物語。

森沢作品にはハンカチが必須。

今回も随所で涙腺はゆるんだけれど終盤は一気に涙腺崩壊だった。

人って、あの時のあの瞬間があるからがんばれる、つらいことがあっても生きていけるのかもしれない。

愛情はもちろんあの時のあの味、あの言葉はその人にとってはかけがえのない思い出、宝物。

無力な子どもだったらなおさらだと思う。

子供達が安心して食せる場所、増えて欲しいな。

この物語の全姿を見せてもらった時に包まれた温かさと涙、たまらない。

森沢マジックを感じた瞬間。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年7月8日
読了日 : 2020年7月8日
本棚登録日 : 2020年7月8日

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