温かさと涙に包まれた、一冊。
こども食堂をベースに描かれていく物語。
森沢作品にはハンカチが必須。
今回も随所で涙腺はゆるんだけれど終盤は一気に涙腺崩壊だった。
人って、あの時のあの瞬間があるからがんばれる、つらいことがあっても生きていけるのかもしれない。
愛情はもちろんあの時のあの味、あの言葉はその人にとってはかけがえのない思い出、宝物。
無力な子どもだったらなおさらだと思う。
子供達が安心して食せる場所、増えて欲しいな。
この物語の全姿を見せてもらった時に包まれた温かさと涙、たまらない。
森沢マジックを感じた瞬間。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年7月8日
- 読了日 : 2020年7月8日
- 本棚登録日 : 2020年7月8日
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