初めて読んだのはまだ10代の半ばくらいだったかな。
例に漏れずその多感な時期の感動が今の価値観を作り上げている。
ってことで自分の思考の半分は「草枕」で出来ている。
人生のバイブルかな。
一番好きなシーンは那美さんの登場するところ。
まるで夢の途中のような、地域に残るお伽話から抜け出てきたような、幻想的な登場をする。
時折、この本をパラパラめくって前後も何もわからないページから読んでみる。そんな「非人情」の楽しみ方もこの本にはピッタリだ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年3月13日
- 読了日 : 2019年3月13日
- 本棚登録日 : 2019年3月13日
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