レイヤー化する世界 テクノロジーとの共犯関係が始まる (NHK出版新書)

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本棚登録 : 1165
レビュー : 141
著者 :
kussa23さん  未設定  読み終わった 

たまに現る当たり新書!

人と人の繋がり方&お金の流れ方の変移を、「世界史」を道具にして丁寧に説明した本。
Amazonでの評価はなぜか低いけど、私はスーパーな書だと思う。

今世界で音をたてながら猛烈なスピードで起こっている変化。

ここ数年、変化が起こっていること(つまり世界がレイヤー化されてきていること)は、私自身肌で感じていた。

そして、本書による「現代の解説」自体は、真新しくもなんともない。ここ数年、クリスアンダーソン辺りの、いけてる!?人が、いたるところで言ってる。

(iTunesが何で流行って、何で儲かってるとか。
同じく、YouTubeがなぜ?Facebookがなぜ?
なんでPanasonicが厳しい状況になってもうたの?
SONYが何で?みたいな話。)

(ってことは、先進国のポジションを守りにかかっている時期の日本に産まれた、私をはじめとしたゆとり世代としては、テンションの下がる不都合な真実もたっぷり書かれてます。)

本書が新しいのは、「今」の状況を「歴史」という道具によって説明しているところ。

ローマ帝国の時代から現代の流れの中での今を説明している。
今はあくまで歴史の真っ只中だと。

道具として使われてる歴史は、噛み砕いてあってシロウトでもよくわかる。

今ある、国家という場は、今たまたまあるだけで、場は代わるんだと。
代わり続けてきたのだから、また代わると。今はその過程だと。

今の状況を、俯瞰的に見えるようになったような気がしてる。

ただ、レイヤー化された世界でどう生きるのかという命題については、ほぼ丸投げ。

確かに、正しい答えなんてないから、自分で考えるしかないね。
さて、どうしたもんかのぉ。

レビュー投稿日
2013年6月19日
読了日
2013年6月19日
本棚登録日
2013年6月19日
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