採薬使佐平次 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2015年10月24日発売)
3.27
  • (1)
  • (3)
  • (5)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 36
感想 : 6
2

採薬使佐平次シリーズの1作目
2015.10発行。字の大きさは…小。

植村佐平次は、将軍吉宗が紀州から連れて来た御庭番で、駒場薬園で採薬使として薬草の管理をしている。
採薬使は、諸国を旅して薬草等を採取・研究した者(特に有名なのは阿部将翁)である。
これを御庭番としたのは、作者のフィクション…。
佐平次たち採薬使は、享保17年(1731年)に起った享保の大飢饉が冷害と害虫によるものであるが、その実態を調べる。
その裏で吉宗への批判が強い尾張徳川家が、害虫を飼育して繁殖し、それを国中に広めようとしている疑いが……

【レビュー番外】
第2巻の解説を読んで第1巻の感想を少し書き直しました。
採薬使は、諸国を旅して薬草等を採取・研究した者であれば、本の通り御庭番かと思っていましたが。
御庭番は、作者のフィクションとのことです。
ウィキペディアで調べると、阿部将翁の名が出て来ます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 時代小説
感想投稿日 : 2020年1月1日
読了日 : 2020年1月1日
本棚登録日 : 2019年12月26日

みんなの感想をみる

コメント 2件

5552さんのコメント
2020/01/01

やまさん、こんにちは♪

新年明けましておめでとうございます。
いつも、いいね!をありがとうございます。
こちらこそ、今年もよろしくお願いします。
寒さも本番ですね。
風邪など引かないようご自愛ください。

やまさんのコメント
2020/01/01

5552さん
新年明けましておめでとうございます。
コメント!有難う御座います。
今年も、5552さんのレビューを見るのを楽しみにしています。
今年もよろしくお願いします。
やま

ツイートする