採薬使佐平次シリーズの1作目
2015.10発行。字の大きさは…小。
植村佐平次は、将軍吉宗が紀州から連れて来た御庭番で、駒場薬園で採薬使として薬草の管理をしている。
採薬使は、諸国を旅して薬草等を採取・研究した者(特に有名なのは阿部将翁)である。
これを御庭番としたのは、作者のフィクション…。
佐平次たち採薬使は、享保17年(1731年)に起った享保の大飢饉が冷害と害虫によるものであるが、その実態を調べる。
その裏で吉宗への批判が強い尾張徳川家が、害虫を飼育して繁殖し、それを国中に広めようとしている疑いが……
【レビュー番外】
第2巻の解説を読んで第1巻の感想を少し書き直しました。
採薬使は、諸国を旅して薬草等を採取・研究した者であれば、本の通り御庭番かと思っていましたが。
御庭番は、作者のフィクションとのことです。
ウィキペディアで調べると、阿部将翁の名が出て来ます。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
時代小説
- 感想投稿日 : 2020年1月1日
- 読了日 : 2020年1月1日
- 本棚登録日 : 2019年12月26日
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コメント 2件
5552さんのコメント
2020/01/01
やまさんのコメント
2020/01/01