ぼく モグラ キツネ 馬

  • 飛鳥新社 (2021年3月19日発売)
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本棚登録 : 4421
感想 : 393
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素適な言葉と、すてきな絵で綴られた本です。
ぼく モグラ キツネ 馬
2021.03発行。字の大きさは…大。2022.02.19~03.24読了。★★★★★

本を手に取りページを開けるとビックリ…します。
印刷された文字が、明朝体でもなく、ゴシック体でもなく、すべてが手書きの文字です。その美しい文字を追っていくと。心に沁み、その情景が…、絵が、心をいやし、やさしく包んでいきます。そして、気が付くと、涙が…出て来ています(涙)
この文章を読んでくれた皆様に感謝を込めて。やまより。

春。雪が降ったかと思えば、太陽が輝きと、一瞬で季節が変わります。人の心のように…。そんな時に旅に出た男の子が旅で会った、食いしん坊のモグラと話したこと。ほとんどしゃべらず、疑い深いキツネに会い。つらい目に遭ったキツネが旅の仲間になり。そして、穏やかな馬に会います。この本は、男の子が、その旅で会ったモグラ、キツネと馬との紀行文です。

男の子が、モグラと馬との話が、ただ寄り添っているだけのキツネが、自分が今まで生きてきた人生を赤裸々に語っているように感じました。
時々に読み返したい本です。
2022年のベスト本です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 詩集、絵本、写真
感想投稿日 : 2022年3月25日
読了日 : 2022年3月24日
本棚登録日 : 2022年2月19日

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