儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)

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本棚登録 : 7581
レビュー : 932
著者 :
kwosaさん ミステリ(国内)   読み終わった 

短篇5篇、ハズレなし。

横溝正史的な世界観の中で語られる、本格ミステリの骨子をもったスリラーというべきか。
周到に張り巡らされた伏線、巧みなミスリード、ラスト一行の衝撃。どれを取っても良く練り込まれている。

甘美な五人のお嬢様たちの物語。しかし結末はどれも黒く苦い。
読み進めるうちに募る不吉な予感。それは当たる場合もあれば外れる場合もある。だが、どちらの場合もその奥にもうひとつ扉があるだろう。

この小説の中には「バベルの会」という読書サークルが存在する。
そして本好き、ミステリ好きが、にやりとするであろう仕掛けがたくさん詰まっている。

レビュー投稿日
2012年3月13日
読了日
2012年3月13日
本棚登録日
2012年3月13日
3
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