天帝のつかわせる御矢 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎 (2012年6月12日発売)
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本棚登録 : 252
感想 : 20
4

初読:2013/01/05(講談社ノベルス版)
再読:2018/06/12(幻冬社文庫版)

再読。
シリーズで一・二を争う好みの話。
メタネタ・パロディも抑えめで、ルビの狂乱っぷりが楽しい。豪華な寝台列車の雰囲気もgood。
何よりもロジックの冴えというか、多重解決が素晴らしい。あーミステリ読んでるなーという感じが存分に味わえる。そこまでがちょっと長いけどw
前述の通り5年ぶりの再読とかなので、さすがに細かい部分はかなり忘れてしまっていて、推理合戦も初読のような気分で楽しめた。推理合戦の最後の展開、こんなんだったっけ…。
あとラストは相変わらずのぶっ飛びっぷり。
孤島はその結末含めほとんど覚えてるので再読のモチベがあんまり上がらないんだよなー。鳳翔はずいぶん改稿が入ってるらしいけど。
なんにせよ初夏に出るはずだった『天帝のあかねさす柘榴』はどうなったんだと。色々あったけど、待ってます…。

久しぶりの読書となった。この調子で色々読んでいければ良いと思っています…。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年6月12日
読了日 : 2018年6月12日
本棚登録日 : 2018年6月12日

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