毒になる親 一生苦しむ子供 (講談社+α文庫)

  • 講談社 (2001年10月18日発売)
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本棚登録 : 2645
感想 : 222
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現在でもそのまま使える内容で30年近く前に書かれたとは思えなかった。もしかしたらうちの親にも毒っぽいところがあったかもなと考えながら読んだけども、ほぼ全編客観的に読めたところを見るに、そんなに毒のない親だったのかなと幸せだったかもと思った。反面実際に毒になる親と過ごした人がこれを読んだらどれだけの感情的な揺さぶりを受けるのかとちょっと恐ろしくもなった。俺にできるのはこれを読んでこういった事を自分の子にしないということと、もし毒になる親を持つ人から打ち明けられた時にちゃんと聞く姿勢を見せること、かな。実際にそういった親を持たない人にとっても、抑圧から開放されるための手法が実際的に紹介されていて示唆に溢れた一冊だと思う。親として読んでよかった。古本市で買った3冊100円の文庫のひとつ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 育児・児童
感想投稿日 : 2019年10月23日
読了日 : 2019年10月23日
本棚登録日 : 2019年10月15日

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