
爽やかで、まっすぐで、読後感がとても良かった!
漫画家になる夢に向かう男の子たち。
友情。先生との深い絆。
何度も胸が熱くなりました。
主人公は1970年生まれ。
平成元年(1989)に漫画の専門学校に入学し奮闘する。
今からちょうど30年前のおはなし。
当時の流行りの音楽や漫画やファッションなども
あれこれ書かれているので、
平成元年は自分は何してたかな?とか、
こんな事件があったんだっけ、
とか、あれから30年たったのかあ。。。
など思いながら懐かしく、胸が熱くなった。
大分が舞台というのも、あまりなく新鮮。
あのころ大分はこんな感じだったのかと
興味深い。方言も楽しい。
さいごの章、
読み終えるのがもったいなくて、
名残惜しくて、少しずつ、
ゆっくり読んでしまった。
この結末で、よかったあ。。。
続きが読みたいくらい、素敵な小説でした。
- レビュー投稿日
- 2019年5月12日
- 読了日
- 2019年5月12日
- 本棚登録日
- 2019年4月8日
『漫画ひりひり』のレビューへのコメント
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