四号×警備―ナイン・ライブズ― (GUSH COMICS)

著者 :
  • 海王社 (2015年8月10日発売)
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感想 : 3
4

(感想)

久々に読んだ感じがする~っ。
今回は大きく分けて4つのお話です。

最初はセブンスヘブンに出てきたウサギちゃんと桐野のデートのお話。
他のキャラなら、桐野が滝以外の男とデートとするの?!と
イライラしてしまいそうなのですが、
このウサギちゃんはどんなに桐野の事が好きでも
ちゃんと桐野が誰を好きなのかっていうことを解っていて
自分をそういう意味で好きになってくれないということを
ちゃんと自覚してるので読んでて安心感があるのです。
なのでウサギちゃんが自分の病気に立ち向かってまで
一生懸命に桐野の事を好きな気持ちが可愛く思えてしまう。
もちろん滝がいるのでカップリングになるのは無理ですが
誰かいい人見つけてあげて欲しいな。

最後のショートではウサギちゃんならではの
ストーカー行為を働いてたけど憎めないんだよな~(^^;)



2話目は土佐と柏木のところ
ここはカップリングになっているにもかかわらず
お互いがというか土佐の方がまだ一歩引いてる感じがする
まだまだ不安の残るカップリングですね。
今回のお話にしても、土佐の余裕があるようでない
そのせいで柏木が苦労してる。
手放せないくせに余裕のある態度は捨てて
柏木のようにストレートに好きだから!でいいのにね。



3話目は芳賀さんのお話。
この人のお話はどの巻で読んだか忘れたけど、お相手は組の幹部。
だけど付き合っているわけではなくて…
でもお互いに何か魅かれるものがあるんでしょう。
相手が相手なだけに、これからの展開がどうなるかな~っ。




4話目はこれらのストーリーに通して出てきた
社内カウンセラー白澤と島津班長
ここもかなりこじれてるカップリング!
いいやまだ付き合ってないのでカップリングではないのですが…
元は島津と同じボディーガードだったけど
怪我の後遺症でガードには戻れずカウンセラーの方に。
その怪我の責任を凄く感じてて
島津の方は白澤に対して守らなければという対象に。

白澤の方だって島津の側にいられればいいって気持ちで
ボディーガードになったけど怪我の後遺症で苦しんでる。
だけどそのおかげで島津は自分から離れない。
だから苦しくても耐えられる。
健気なんだけど病んでます。
側から見ればお互い相手の事が好きなのに、
なんだかイジイジするんですよね。
誰か背中押してあげてください。
あのひねくれた性格では自分から動きそうにありません…

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 葛井美鳥
感想投稿日 : 2015年8月27日
読了日 : 2015年8月26日
本棚登録日 : 2015年8月27日

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