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軽装版 炎路を行くもの 守り人作品集 (軽装版 偕成社ポッシュ)
- 上橋菜穂子
- 偕成社 / 2014年11月18日発売
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2016年9月15日
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Me Before You: The international bestselling phenomenon
- JojoMoyes
- Penguin / 2012年1月5日発売
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2016年10月2日
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Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter, 7)
- J. K.Rowling
- Scholastic Paperbacks / 2009年7月7日発売
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2016年9月27日
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デイジー・ミラー (新潮文庫)
- ヘンリー・ジェイムズ
- 新潮社 / 1957年11月22日発売
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原作理解の確認の意味で読んでみた。
私が原作から受けた印象とは違う会話体だけど、本書が書かれた時代背景を思えばこういう訳になるんだろうな。訳を現代の読者よりにするか、書かれた時代を尊重するかは難しいところでしょうね。
翻訳のシフトについて考えさせてくれました。
2016年9月22日
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Daisy Miller (Dover Thrift Editions)
- HenryJames
- Dover Publications / 1995年10月3日発売
- Amazon.co.jp / 洋書
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分かりやすかったけれど、語りには注意。
冒頭部分と終わりの部分、そして忘れた頃に出来事中に「全能の語り」なのか、作者なのかわからない語りがしゃしゃり出てくる。全体的にはWinterbourneの視点で書かれているのだけれど、この何者か正体不明な語りがすべてを煙に巻いてくれちゃう。最初と最後にでてきた女性は何者なのか、とか。
議論のしどころ満載です。
文学の技巧という意味では面白いです。Henry Jamesは「The Ambassadors」を読んだ時「難解」というイメージが強くて敬遠してたけど、これは読みやすかった。この時代のヨーロッパではWinterbourneのような態度が是とされたんでしょうね。それでも彼はかなり積極的だと思うけど、今の時代の私から見たら、「もっとバシッと決めんかい!」と思ってしまう。逆に今の私の目にはDaisyの行動は好ましく移ります。
書かれた当初はどうだったんでしょうね。
英語は読みやすいけれど格調があります。こういう英語を一回で聴いて内容をとるのは難しいので、Audiobookも入手しました。
2016年9月20日
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Grief Is the Thing with Feathers: A Novel
- Max Porter
- Graywolf Press / 2016年6月7日発売
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2016年9月10日
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Charm & Strange: A Novel
- Stephanie Kuehn
- St. Martin's Griffin / 2014年6月10日発売
- Amazon.com / 洋書
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2016年9月1日
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The Sleeper and the Spindle: WINNER OF THE CILIP KATE GREENAWAY MEDAL 2016
- NeilGaiman
- Bloomsbury Childrens Books / 2014年10月23日発売
- Amazon.co.jp / 洋書
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ケイト・グリーナウェイ章受賞作。
ベースになっているのは「眠りの森の美女」なんだけど、物語のなりゆきは全然違います。いい意味で期待を裏切ってくれます。
眠り姫の正体、眠り姫を起こすのがクィーンっていうのがいい。そしてクィーンの最後の選択も。
いかにもゲイマン的で、Gaimanファンの私としてはとっても満足いたしました。
イラストも素敵です。
2016年8月26日
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Letters from an American Farmer 01【英語原文】
- Hector St. John de Crevecoeur
- ゴマブックス / 2016年7月20日発売
- Amazon.co.jp / 本
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アメリカ農夫がイギリスの教養人に向けて綴る12通の書簡から成るフィクション。
クレヴクールのこの作品は学部時代、いろんな授業で言及されてたから一度は読みたいと思っていた。
で、これを選んだわけですが、初めは割と読み易いと思っていたけれど、「手紙4」あたりから難しくなってきた。シェイクスピア英語に近い英語で、一度目を通した後、訳書で確認。特に自然の描写、捕鯨の描写のあたりがイメージしにくいだけに難しかったけれど、読書百遍とはよくいったもので、何度も目を通した部分はわかるようになっていた。
シェイクスピア時代の英語、ホーソーンやポーの英語は私にとって好きだけど難しいものなのですが、やっぱりがっつり取り組めばそれなりの実りはあるんだろうなあと思わせてくれました。
さて、内容ですが、実にきめこまかい観察眼に驚かされます。まだ植民地時代のアメリカの様子、アメリカ人になるとはどういうことか、など哲学書・歴史書・自然観察書の要素が含まれています。
課題のために選んだ本で、けっこう急いで読んだけど、夏休みの間にじっくり辞書を引き引き再読したいと思っているんだけれど、できるかな。
2016年7月29日
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老人と海―The old man and the sea 【講談社英語文庫】
- アーネスト・ヘミングウェイ
- 講談社インターナショナル / 1997年4月1日発売
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これは邦訳版を中学生の頃に読んだけど、「頑張ってつったカジキマグロが無残にもサメに食われてしまう」というストーリーしかその頃は心に残らなかった。
今、読んでみると味わい深い。自然の細かい描写とか、老人のマグロに対する愛情にも似た気持ちとか。語りという面でも興味深い小説でした。
これでノーベル賞を受賞した理由がわかった気がしました。
ちなみに私が読んだのは違う版なのですが、出てこないのでこれに。
2016年7月13日
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Charm & Strange
- StephanieKuehn
- Griffin / 2014年6月10日発売
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今、2回目読み返し中。
フラッシュバックと現在が入り混じる形の章立てで、初めは「??」と思っていたけれど、途中からぐんと面白くなりました。心情的にも今の私に近くて、共感を抱いた。
こどもの頃受けた傷がトラウマとなっている現在と、そのトラウマを物語る過去のエピソード。文体もリズム感があって読みやすいです。
「受けた傷」の部分がとても衝撃的。Spoiler Alert!なのでこれ以上は書きません。
2016年8月29日
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Harry Potter and the Half-Blood Prince
- J. K.Rowling
- Scholastic Paperbacks / 2013年8月27日発売
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ながーいながーい時間をかけてようやく読み終わりました。
事情があって、昼間は他に読むものが山積していて、十数冊同時進行読み状態(というか、研究です)なので、楽しみのための本は寝る前か、頭を切り替えてリラックスするために読みます。
さて、ハリー・ポッターシリーズ第7巻。映画より濃いですね〜。個人的にはダンブルドアが死んだ後、ハリーがジニーに言う台詞がよかったな。
このシリーズは映画を先に見ているので、絵が浮かびやすいです。ファンタジーもここまでくると、やっぱり絵の助けがあると分かりやすさが全然違う。
でも、「しんどいなー」と思いながら読んでいた部分も結構多いのです。なかなか「ぐーー」とのめり込めない部分が随所に出てくるのはなぜだろう。
2016年6月17日
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天と地の守り人〈第3部〉新ヨゴ皇国編 (新潮文庫)
- 上橋菜穂子
- 新潮社 / 2011年5月28日発売
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2016年5月23日
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天と地の守り人〈第2部〉カンバル王国編 (新潮文庫)
- 上橋菜穂子
- 新潮社 / 2011年5月28日発売
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2016年5月20日
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天と地の守り人〈第1部〉ロタ王国編 (新潮文庫)
- 上橋菜穂子
- 新潮社 / 2011年5月28日発売
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様々な人の思いが交錯する。どの人も、それぞれに国のためを思って行動するけれど、ある人にとってはその行動が苦悩の元になったり、利得の元になったり。
世界観が緻密で安心して、この物語の世界に入れます。
チャグムとバルサ再開の場面は何度読んでも飽きません。
やっぱりチャグムとバルサとタンダだ。うん。
ヒュウゴのキャラもいいですね。筋が通ってます。
2016年5月17日
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蒼路の旅人 (新潮文庫)
- 上橋菜穂子
- 新潮社 / 2010年7月28日発売
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チャグム、バルサ、タンダが大好きなのです。
「蒼路・・・」ではチャグムを満喫できます。
彼の意思、決意、行動、すべてに惹かれます。
この巻はチャグムを満喫できる巻。そして次の大河ドラマへの前哨戦となる巻です。
2016年5月15日
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神の守り人〈下〉帰還編 (新潮文庫)
- 上橋菜穂子
- 新潮社 / 2009年7月28日発売
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このシリーズは今の私のブームです。
この世界に浸ったら、しばらく帰ってこれません。
2016年4月20日
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ハックルベリ・フィンの冒険 トウェイン完訳コレクション (角川文庫)
- マーク・トウェイン
- KADOKAWA / 2004年8月22日発売
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これはカテゴリー選びにちょっと迷った。初めはあまり乗らなかったけど、伯爵と王が出てきたあたりからどんどん面白くなった。本当は原作から読むべきだったんだけど、ちょっとフライング。原作をちょっと見てみると、以外と英語のほうがテンポに乗れそうな感じ。読了して感じたのは、詳細は省くけれど、やはりこれは亀井俊一氏が述べるようにアメリカ文学史上重要な作品だということ。
アメリカ南部訛りや当時の黒人の話し方を日本語に訳し出すのは大変なことだと改めて感じた。
2016年3月20日
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神の守り人〈上〉来訪編 (新潮文庫)
- 上橋菜穂子
- 新潮社 / 2009年7月28日発売
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読了後の満足感は相変わらずだけど、1−3巻に比べるとちょっとテンポがゆるく感じた。人物の性格が本物の世界のように書き分けられていて、本当に世界観がぶれないなあと感じる。個人的にはやはりバルサだけでなくチャグムにも登場してほしい。この後の伏線になるみたいだから、仕方ないけど。人物の言葉が心の琴線に触れる。
2016年3月16日
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虚空の旅人 (新潮文庫)
- 上橋菜穂子
- 新潮社 / 2008年7月29日発売
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のめり込みました。チャグムの言葉に自分の理想を重ねた部分があります。上原さんの世界は『Earthsea』の世界を彷彿とさせます。
2016年3月15日
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ホリス・ウッズの絵
- パトリシア・ライリーギフ
- さ・え・ら書房 / 2004年4月1日発売
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翻訳であることを感じさせず、すんなりと話に入っていけました。でも私が原文の語調から受け取ったリズムと少し違った(いい悪いではなく、違ったというだけ)。美しいお話という印象は原著と同じ。
2016年3月12日
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Pictures of Hollis Woods
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とても美しい物語でした。最初は断片的に情報が出てくるので推論しながら読む必要あり。ちょっと『Sara, Plain and Tall』のスタイルに似ています。孤児のHollis Woodsは絵の才能を持つ女の子。でもなかなか養子縁組先が見つからず、里親を転々としている。そんな彼女が初めて居場所を見つけたのは・・・。自分の才能も含めた「居場所」を求める成長物語。認知症の問題も軽くだけれど扱われている。
2016年3月10日