ニューベリー賞メダル受賞作品。
1930年代の不況下、祖母の元で暮らすためにシカゴから一人でやってきた15歳の少女の目を通して描かれる村の暮らしと人々の模様。1年間の出来事がコミカルに綴られている。おばあちゃんの行動がなんといっても豪快で面白い。英語は1930年代のアメリカの片田舎で使われていたであろう口語表現で慣れるのに時間がかかった。また、英語そのものよりも、ユーモアや文化的な部分でちょっと読みにくい本だった。
読み直すと、だんだん笑いのツボがみえてくる。アメリカやイギリスのシットコムを小説にしたような作品。そしてGrandmaの人柄やMary Aliceの成長がしみじみと伝わってくる。
やはり私は英語の「笑い」や口語的表現のツボをもっとおさえる必要があると痛感。悔しいのでAudiobookも購入。
---------------
audiobookを何度も聞き、邦訳版も読むと、改めてこの物語の面白さが分かる。はじめは星三つにしていましたが、5つに変更。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
Children and YA
- 感想投稿日 : 2015年9月21日
- 読了日 : 2015年9月19日
- 本棚登録日 : 2015年9月21日
みんなの感想をみる