河童・或阿呆の一生 (新潮文庫)

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本棚登録 : 1966
レビュー : 174
著者 :
kzmharaさん  未設定  読み終わった 

死後に発表された作品も含む、芥川晩年の短編が詰まった一冊。前半はそこまででもないが「ある阿呆の一生」からの3話は不穏な空気が漂っている。太宰治の作品かと疑ってしまうほど。

自分が一番好きな短編は「河童」と断言できる。それほど面白い。一見するとユートピアなのかディストピアなのか分からない異世界を描写することで、当時の日本の社外風刺が透けて見えるのが面白い。
ブラックなネタが満載でありつつ、芥川の素朴な雰囲気も残っており、非常に読み応えがある話。

レビュー投稿日
2018年1月11日
読了日
2018年1月11日
本棚登録日
2018年1月11日
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