歓喜の歌は響くのか 永大産業サッカー部 創部3年目の天皇杯決勝 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年8月25日発売)
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本棚登録 : 55
感想 : 7
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山口県の辺鄙な地でイチから立ち上げたクラブチームが創部3年目で天皇杯決勝まで勝ち上がるというお話。というか、ガチのノンフィクション。
これだけ聞くとなんだかプロジェクトX的な素敵な話かなと思うけど、実はやっていることがけっこうえげつない。いくらサッカーの黎明期とはいえ普通にやったらとてもありえない躍進なので、それを可能にした裏の手段含むあの手この手が見どころ。
何度「そんなのありかよ!」って思ったことか。事実は小説よりも奇なり。
まぁなんと言うか、人間ドラマとしてもビジネス本としても読めるし、釜本さんやセルジオ越後(あとがき書いてる)なども登場するのでサッカー史としてもけっこう面白いのかも。
登場人物たちはみんな熱くて大真面目なんだけど、どこか喜劇的な雰囲気が漂っている不思議な本だった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: サッカー関連
感想投稿日 : 2012年1月11日
読了日 : 2012年1月11日
本棚登録日 : 2011年12月7日

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