自薦 THE どんでん返し2 (双葉文庫)

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本棚登録 : 266
レビュー : 44
Kazuko Ohtaさん 既読(2017年)   読み終わった 

シリーズ第2弾らしいのですが、著者の顔ぶれを見たところ、この第2弾のほうが好みだったので、第1弾をすっ飛ばして第2弾を。

結論から言うとイマイチです。書き下ろしではなく、既出の作品から各々が自薦したミステリーを集めたものでお手軽。ホラータッチで迫る乾くるみ。書店が舞台のいつもの大崎梢。この著者だけはお初、判断に困る加納朋子。嫌ミスのイメージはなかったけれど堂々の嫌ミスの近藤史恵、本作の中ではいちばん爽やか、10頁に満たない短編の坂木司。本筋よりも食べるものの話のほうに興味を惹かれる若竹七海。どんでん返しというほど驚かせてくれない(笑)6編です。

もしも読んだことのない作家ばかりなら、きっかけとして本作を読んでみるのはいいかもしれませんが、この面々にはもっと面白い作品がいっぱいある。本作のせいで「なんだこんなもんか。ほかの著作は読んでみなくていいや」てなことになるととても残念。実際、私は読んだことのなかった加納朋子は、私の中では「読まなくていい人」になっちゃってます。やはり寄せ集めのお手軽なヤツはこんなもんになる確率が高いのでしょうかね。う〜む。

レビュー投稿日
2017年4月28日
読了日
2017年4月28日
本棚登録日
2017年5月15日
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